理事長 窪田 英一
副校長(校長職務代理)中澤 哲也

 長野俊英高等学校のホームページを閲覧いただきありがとうございます。

 本校は長野俊英高等学校として新たな歴史に踏み出して20年になります。校章に掲げられた四つの矢は、質実、剛健、自主、独立を表し、エンブレムに表現される「NS」のデザインは長野県で全国に最も知られているアルプスの峰々を「N」の文字に象徴し、「S」は長野県の代表的な川の信濃川の流れをモチーフに悠々と、また逞しい力強さと自然のおりなす美しい曲線を象徴しております。少子高齢化社会で将来にわたって地域を支える有為な人材を送り出せるよう「すぐれたる者」=「俊英」の育成を目指し、社会からの信頼を第一として、生徒の「進路の保証」と「品性の育成」を教育目標に掲げて、日々の精進を通じ活気ある学校生活が送れるよう生徒たちを支援しております。

 創立者窪田良平先生の「地域の若者に、あまねく等しく高校教育を受ける機会を与えたい」という願いで始まった本校は60年を超える歴史があります。この「あらゆる生徒に学びの光を」の精神は私たち教職員の心の根底に脈々と受け継がれ地域に支えられ今日に至っております。現在は全教室に冷暖房、Wi-Fi、電子黒板が完備され、学生ラウンジ(学生食堂)、人工芝グランド、俊英アリーナと次々と充実した施設を整えてきています。そんな環境の中で、生徒一人ひとりの可能性をさらに引き出して伸ばせるよう、教職員一同が新たな学校を目指し努力してまいります。

副校長(校長職務代理) 中澤 哲也

設立の経過

 長野市との合併前、窪田良平先生が篠ノ井市議会議長として在職の折、地元に通学する高等学校がなく、夜半に帰宅する学生の向学への情熱に一念発起し、篠ノ井市立の高等学校設立を計画しました。しかし、合併を控えて市財政が逼迫し、市立としての学校の実現が不可能となるや、有志の方々とともに私財を投じて学校法人篠ノ井学園を創立しました。百年の大計である教育に、将来の日本を背負う若人の夢を託して、「地域の若者にあまねく高校教育を等しく受ける機会を与えたい」と私立学校の設立を実現した次第です。

窪田英一第四代理事長 『長野俊英高等学校50年のあゆみ』より

長野俊英高校生に望む

 皆さんが考える自由はどこにあるのか。高校で求められることは「自分で考える」ことです。自分たちで物事を進めていける自由を手に入れ、この自由を自覚し行動する生徒が充実した高校生活を送ることができるのです。

 高校の学習では中学校と比べて大量に学習内容が増えます。高校の授業は中学校で学習したことはすべて頭に入っているという前提で授業が進められます。毎日新しい内容が洪水のように出てきます。だから、予習と復習を大切にしてください。よく言われるA高校がよくて、B高校がよくないなんてことはありません。高校名やその校舎や環境で人を評価はできないのです。3年後どうなるかは全くわかりません。自分自身でどう考えて行動するか。高校という環境で自分で自分を変えていくのです。すべてはあなたの意欲次第なのです。目的は意欲があってこそ達成されるのです。

長野俊英高等学校参事 鈴木 久男