夏のシード権獲得!野球部県大会ベスト8
第 152 回北信越地区高等学校野球選手権春季長野県大会において、4 季連続となる県大会ベスト8以上進出を果たした。春季長野県大会でベスト8に進出したチームは夏の大会のシード権を獲得できるため、本校にとっては 2 年連続(通算 3 回目)となるシード権獲得だ。しかしシード権獲得を素直に喜んでいる場合ではない。この春季大会では守備に精彩を欠いた。北信予選では 4 試合を戦い、内野手だけで 8 個のエラーがありそのほとんどが失点に繋がった。また投手陣も制球が定まらず北信予選から県大会までの 6 試合で合計 20 四死球と安定しなかった。守備から生まれてしまった悪い流れは攻撃にも連鎖し、チャンスは作るものの生かせず、残塁が多かった。そんな苦しい試合展開であっても辛抱強く耐え抜き、中盤から終盤にかけて勝ち越す試合運びができたことは大きな収穫であった。
夏の大会に向けて守備力と投手力の向上は必要不可欠であり、攻撃でも外野の間を抜ける鋭い打球や流れを変えられるような勝負強さが求められる。現状維持では他校に追い抜かれ初戦敗退になる危険すら感じる。昨年の夏季選手権大会以上の結果を残すためにも課題を克服し、1 人 1 人が成長を続けることが求められる。
この春季大会の悔しさを糧に、夏の大会で飛躍することを期待したい。



