台湾高校生との交流行われる

春の兆しが感じられる3月2日、修学旅行で来日した台湾僑泰高級中学校との交流が本校で行われました。一行は生徒36名引率教員7人で、まず全体交流会に臨みました。双方の挨拶の後に筝曲部が歓迎演奏をし、ついで台湾側が「花」を一部は日本語も交え合唱、ともに大きな拍手が起こりました。次に茶道体験です。会場の多目的では生徒と顧問が準備万端整えて迎えました。生徒が披露したお点前は大変興味があったようで周囲に台湾生徒が集まります。そしてその体験には生徒数人と先生が参加し大いに満足されたようです。その盛り上がりは昼食交流会でも続き、それぞれが名前を教えあいプレゼントも交換します。午後はマツシロ地下壕へ。ふた班に分かれて象山地下壕とれきみちの家を班員の説明で見学しました。台湾側からの「とても詳しく知っているが、それはどう調べたのか」との質問に「体験者から聞き取った」と答えると「台湾では調査はインターネットが殆どなのでそれは凄い」と感心していました。俊英高校の温かい歓迎にとても嬉しかったとの感想を残し、次の訪問地へ旅立ちました。

学校設定科目「地域史」受講生の新聞投稿、掲載される。

本校郷土研究班の長年の研究成果を教材にして展開される地域史3年の授業が終りました。そこで受講生の感想文を信濃毎日新聞の建設標「10代から」に投稿してもらったところ、まず2月5日(金)には「地域史学び平和の願いを強く」という題で仁科 翼君(3年 篠ノ井東中出身)が、次いで12日(金)には「地域史で学んだ戦争を伝えていく」との題で原 司君(3年 北部中出身)が、そして15日(月)には松本早悠里さん(3年 更埴西中出身)が「醜い争いやめ平和をめざそう」という題でそれぞれ掲載されました。

このうち仁科君は3回目の投稿で採用されましたが、事前に新聞社から電話があった段階では実際に載るとは思わなかったそうですが、当日の新聞に自分の名前と文を見つけ、とても嬉しかったそうです。

学校設定科目「地域史」受講生の新聞投稿、掲載される。

本校は地域に開かれた学校を目指していますが、その一環として、「長野俊英高校開放講座」を設けました。今年は郷土史学習でマツシロ大本営見学と古文書学習、さらに動書に親しむ講座の合計4回を計画して地域の方や父母に参加を呼び掛けています。

その第1回目は11月14日(土)に行いました。朝から豪雨でしたが、午後は晴れ、参加者26人はマイクロバスに乗り込み現地へ向かい、郷土研究班生徒の説明に加えて、普段は聞かれない本校理科の中川正己先生より地質構造についての講義も受け90分の講座を終えました。地域の方は「生徒さんがよく勉強していて感心した。」と感想を話して下さいました。次の動書の講座は12月5日と12日、古文書は19日とすべて土曜日の1:30~3:30本校にて開校しますが、まだ受け付けておりますので、TEL026-292-0726土屋までどうぞ。

三学年一斉地域清掃

2月6日(金)卒業間近となった3年生が、地域の方々への感謝を表そうと、学校周辺と通学路及び篠ノ井駅周辺・JR篠ノ井駅の(待合室・コンコース・公衆トイレ)清掃を行いました。

通学路清掃班・駅清掃班に分かれて作業し、通学路清掃班は、学校から駅までの道のりを4コースにわかれて行いました。風が強く寒い中でしたが、生徒たちは、ジャージ姿で黙々と作業に取り組みきました。

駅清掃班は、強風でゴミが掃きにくく、砂埃で苦労しました。階段のガム取りも行いました。地域の方からも「ご苦労さま」と声をかけていただき、生徒たちも励みになりました。

猛勉強で消防士試験に合格した花岡君の講演が行われました。

1年生が学ぶキャリアデザインは学校設定科目ですが、座学と共に地域で活躍する方や卒業生の講演も月に1回開いています。今年度最後の講演となる2月2日には、昨年度本校を卒業後、上田情報ビジネス専門学校へ進学、猛勉強で見事消防士になる夢を叶えた花岡真希君(坂城中学校出身)に、「後輩に訴える!」という題で講師を務めてもらいました。

花岡君は、「夢は高校1年のうちはなかなか持てないが、やりたいことを探すようにすればそれが夢になる」「夢を実現するには努力が必要」「友人や親や先生への感謝の気持ちを持つこと」「友人とは互いに高めあうこと」などと、力強くかつ誇らしげに後輩に向かって訴えてくれました。

話を聴いた1年生は「やればできるのだと自信を持てた」と感想を述べました。

動書展

昨年本校に来校されたカンボジアの生徒が体験授業で書いた動書の作品と本校の生徒の作品を篠ノ井ステーションギャラリーにて展示しております。

2月1日(日)まで、JR篠ノ井駅東西コンコース。県カルチャー、ヨークカルチャーにて展示されておりますのでご覧下さい。

第2回学校評議員連絡会開かれる

1月14日午後3時より本年度第2回目の学校評議員連絡会が委員6人の出席で開かれました。学校長の報告の後、初めての試みとして「評議員の先生方よりお話をお聞きする会」が生徒代表(生徒会役員、ルーム長、委員長、部長等40数人)の参加で1時間余りにわたり行われました。

各委員からは「全体として良くなったが、しかしまだ駅でのマナーは考えもの」「進路でも頑張っているが、しかし更に自信を持って地域に誇れる学校にしてほしい」「地域のゴミ拾い等の貢献活動は俊英ならではのものだが、それを校名入りのユニフォームでやったら更に評価されるのではないか」「制服をしっかり着こなして感心している。一人ひとりの日頃の身だしなみが大切」などのご意見をいただき、生徒は熱心にメモを取っていました。最後に仁科生徒会長より「私たちのために大変有意義なお話ありがとうございました。今後俊英高校をいっそう良い学校にするために頑張ります。」とのお礼の言葉があり感謝の拍手で評議員の方々を送りだし会は終りました。

尚、その後各評議員より生徒の反応などの感想、平生の本校生の登下校の状況なども含めて、学校長の自己評価を含む報告を踏まえて評価するとどうなるかを答えてもらいましたの、以下にまとめて紹介します。

評価項目20点未満 だめ20~39 ややだめ40~59 普通60~89 良い90以上 大変良い
①より良い進路の保障はなされているか。00141
②来校者への挨拶は自主的になされているか。00033
③身だしなみは適切に保たれているか。00033
④部活動は充実してなされているか。00042
⑤学校はより地域に開かれているか。00141
⑥地域に貢献する営みはなされているか。00042
⑦より良い学習環境であるか。00231
⑧その他※記述してくださったものを下記に掲載
  • 高校生らしい活気が見られる。生徒個々は礼儀正しいので更に期待したい。
  • 私学でも地域に開かれた学校なので、不登校生の指導にも更に力を加えられるようにして貰いたい。
  • 毎年意識できるほど良くなっています。
  • 先生方が熱心
  • 難易度の高い大学の進学強化
  • 在学中の資格取得の強化
※評価の項目は『20年度学校重点目標』より作成しました。

平成20年度環境保全標語入選

豊かな環境づくり長野地域会議主催の平成20年度環境保全に関する標語に、栁澤優介くん(3年 長野東部中出身)が最優秀賞に、諏訪有紀さん(3年 更埴西中出身)が優秀賞に入選しました。入選作品は以下のとおりです。

  • 最優秀賞「リサイクル キレイな地球を 守るため」 
  • 優秀賞「ちょっとした 心がけで防げる 環境破壊」