
国際理解教育
長野俊英から「さあ、海を渡ろう」
外国語を使う楽しさ、異文化との出会いを通じて、遠かった世界がグッと近くなる。そんなワクワクした楽しさを長野俊英で味わいませんか?

定期交流
2021年度から台湾嘉義市にあります「国立嘉義高級中学」との定期交流を行っています。
修学旅行での渡航先の一つにもなっています。
世界的なパンデミックとなった新型コロナウイルス禍においても両校の交流は途切れることなく続いています。






短期語学留学・交換留学
2022年度からアメリカ カリフォルニア州にあります「Merced College」と姉妹提携校の関係を結び、9泊11日の短期語学留学プログラムを実施しています。
本校からの同プログラム参加者は年々増え、プログラムの実施回数も年一回(3月)から年二回(7月・3月)に増えるなど本校の国際理解教育において今最も勢いのあるプログラムとなっています。毎年夏頃には交換留学生として同校から留学生をお迎えしており、約1カ月の間、本校にはアメリカンな空気が流れます。
日本の学校生活をはじめホームステイ先での生活などを通し、日本文化を体感いただく交流も行っています。






留学レポート(2023年)※クリックすると文章が表示されます。
~MERCED COLLEGE 留学体験記~
この短期留学は私が長野俊英高校に進学する一つの理由でした。私の夢である法律家は、いつでも広い視野を持つことが求められると思います。そこで、自分が普段過ごしている環境と異なる場所へ行くことは、自分が無意識のうちに持っているであろう固定概念や先入観に気付き、見つめ直すいい機会だと考え参加しました。
思った通り、私の頭の中には間違った先入観がいくつもありました。「アメリカ人はフレンドリー」「家の中でも靴をはいたまま」、これは日本人の多くの人が持つイメージだと思います。ですがそれは、日本と同様、個人や家庭によって全く異なることをこの目で見ることができました。授業では、自信のない私に「You can do it!!」と数えられない程声をかけてくれました。数少ない授業ではありましたが、挑戦することの大切さを学べたと思っています。
どんな環境であっても、自分の行動や選択次第で得られるものが大きく変わる。これがこの短期留学での一番の学びです。今後何事においても、自分の目で見て考え、選択するということを大切に過ごしていきたいです。
(文章:M.A)
留学レポート(2024年)※クリックすると文章が表示されます。
~MERCED COLLEGE 留学体験記~
今回のプログラムに設定した目標は英語をうまくなるのではなく、「異国の地を知る」という目標設定にしました。英会話も大切ですが一番は訪れたことのない文化や言語が全く異なる生活を体験してみたいと感じたからです。
最初に行くと決めた時は「楽しみ」という感情であふれていました。しかし出発する日が近づくにつれて、「怖い」と「心配」の二つしか頭にありませんでした。前もってお世話になるホストファミリーの方とは事前に連絡を取って仲を深めました。メールのやり取りでお互いの生活を知ることも楽しかったです。
(当日・現地にて)
成田空港から約10時間かけてサンフランシスコ空港に到着しました。長いフライト明け、時差もあり体が慣れないまま空港を出るといつもとは違う光景が広がっていました。英語の標識、見慣れない信号機、車のナンバーなど本当に「アメリカ」が広がっていました。約10日間滞在し、サンフランシスコの街並みやヨセミテ国立公園、アップル本社、AMD、ゴールデンゲートブリッジなど様々な場所を訪れました。特に印象的だったのはアメリカの会社に勤務されている日本人の方々のお話です。アップル本社で勤務されている方からは、アップルの本社はどのような取り組みがされているかなど、とても重要なお話をうかがうことができました。アップル本社では様々な国籍の方々が働いていて差別などが一切なく皆の仲が良いと知ることができました。また自国を離れて働くことについてどう考えているか質問したところ、日本人だからこそできることをすると回答していただきました。アップル製品はさまざまな言語に対応していないといけないものだからこと、活躍できることを知ることができました。
この10日間ホストファミリーの家に泊まらせてもらいました。「おもしろい」と「大変」が半々だったというのが率直な感想です。楽しかった部分は、普段と違う生活です。いつもとどこか異なる生活を体験し面白さも感じました。そして、大変さをとにかく感じました。最初は「いつもと違って面白いな~」でよかったのですが、いつからか大変に感じました。それは、日本とはとにかく生活様式が異なるためです。お風呂で浴槽に浸かる文化がないこと、家の室内でも靴を履くことなど日本での日常の根本的な部分から違う部分も多く大変でした。生活の中で欠かせないコミュニケーションにも苦戦しました。いざ話をすると次々に難しい英語が出てきて「何を言っているかわからない」ととても多く感じました。何とか答えることができましたが、緊張も重なりかなり苦戦しました。しかしコミュニケーションの苦戦をポジティブに捉えると自分の英語力を知ることができるいい機会でした。また現地から日本から留学で来ていた先輩方とも食事を交えながら留学について話すことができ勉強になりました。
今回の短期留学から異国の地の文化を学ぶことができました。また将来の夢に向けて充実した活動ができました。今回設定した目標も達成することができました。英語が苦手な自分にとって英語で会話することは苦戦しましたが、異国について知ってみたいという感情や自分の「好き」をさらに追及することができました。苦手を少し克服し、自分の「好き」をより伸ばすことのできたよい機会になりました。この経験を生かし、視野を広げさらに努力を重ねていきたいと思います。
(文章:I.K)
卒業後の進路
本校でMOU(基本合意書)を結んでいる卒業後の海外進路は、アメリカ カリフォルニア州にあります「Merced College」と、マレーシア クアラルンプールにあります「TAYLOR’S UNIVERSITY」とがあります。


私たちがサポートします
俊英生のバランス良い国際感覚と広い視野を身につけることをサポートする専門スタッフが俊英生を応援します。留学準備のための語学指導やマインドセットのお手伝いができる環境をご用意し、教職員が一丸となって「入学から卒業まで途切れることのない学び」を提供します。

[Staff]
Right:Hironori Ohba
Left:Nanami Alexanderae L. Mimura( ㈱ネクストップ ナーガ・インターナショナル)